ふらっと旅行記1日目(岐阜市:通信制高校・フリースクール)

ふらっと旅行記1日目
こっからめちゃくちゃ長いので、興味ない人はスルーでオッケーです
良いこと書くけどね
前日のドタバタから書こうかな
保護者からのLINEで大雪警報が出ていることを知る
さて、どうしたものかと悩む
出した結論は
命を守ることを最優先に子どもが喜びそうな選択をする
ってことで行くと決定
総勢20人の旅
朝もなんとかみんな集まり、話をする
予定が変わることがあるかもね
引き返すってこともあるかもね
それでもそれすら楽しいと思える旅行にしよう
そんなことを話して出発
予定通り、白鳥までで高速が止まっている
この時点ですでに1時間以上予定は押している
さらに極寒の地に向かうというのにオレは上着を忘れる
もうオモロい
ちなみにSAで合流した保護者が上着を貸してくれた
ありがとうございます
高速をおりて高鷲スノーパークへ向かう
途中の坂で案の定車が止まる
みんなで押す
トラブルなのになんか楽しそう
近くにいた人たちも協力してくれる
チェーン持ってこいとキレられる
あったかさと冷たさの両方を感じる
すごい良い経験
迷惑をかけたみなさんごめんなさい
引き返してタイヤチェーンを買いに走る
どこも売ってない
海斗が調べまくって、電話かけまくって、大和にならあるとわかる(これ何も言ってないのに全部一人でやってくれた)
ちなみに、海斗はこの夏、めっちゃオモロいことやるよ
大和まで戻る
その間に子どもたちはご飯を食べる
チェーンで60,000円の出費
オレの予算計画も全部破綻
でも、60,000円で子どもが喜ぶならゲロ安い
誰もチェーンをつけたことないことが発覚
ここでも海斗がすぐに動く
それを見守る子どもたち
やってみようと一緒にやる子どもたち
疲れて寝ている子どもたち
いろんな子がいるけど、誰も文句を言わない
それぞれがその時にやれることをやる
チェーンを装着してレベルが上がり、高鷲スノーパークでれんくをピックアップ
寂しい思いさせてごめんね
久しぶりに会えてうれしかったよ
れんくが来た瞬間、会えた子どもたちのテンションも上がる
存在するだけで価値がある
牧歌の里に寄って、温泉であったまる
お風呂の中でもいろんな話をする
将来の不安を話した子がいた
今日のことを話した子がいた
リラックスするといろんな話ができた
露天風呂では、うちの小猿たちがはしゃいでいた
女風呂は見てないからわからん
宿に到着してミーティングをする
明日の出発を伝えるともっと早く出たいっていう意見が出た
そしたら誰かが(忘れてごめん)じゃあ分けたら良くない?と提案
聞いてみたら車に乗り合わせる人数を変えれば可能だとなり、分かれること決定
宿は鷲ヶ岳が近いから、高鷲まで行かんくてもよくないか?そしたらそんな早く出んくても長く滑れるとオレから提案
予算を僕たちは高鷲で組んでいるから高くなると困るという意見が出た時にも、高鷲の方が安いと、ここでも海斗が調べて、みんなの意見も聞いて高鷲に決定
こういうのって、先生の意見や話を聞いているだけで「まあ、いっか」って思っちゃいそうなんだけど、そこに意見できる子どもたちのステキさ
そして、それを言える関係を築いてきたオレのステキさ
最後にみんなに伝える
じゃあ、明日は出発時間を分けるから下のロビーに時間前に集合ね
あと、この宿の消灯時間は23:00だから、それ以降は考えて過ごしてね
実は、ここで違うことを言いそうになったのです
それは
消灯時間は23:00だから、うるさくするなよ
こう言ってたらヤバかったよね
その理由はわかりますか?
考えるチャンス奪うもんね
オレ確実に成長してるわ
考えなきゃいけないから、子どもたちも成長するわ
スタッフで振り返りをしてたら、そこの部屋に子どもたちが来る
一緒に話す
タバコ吸いにいったらロビーで同宿の若者とうちの小学生たちが卓球をしている
遊んでくれてありがとうと伝えたら
いやいや、こっちが遊んでもらってますって言ってくれる
この若者とタバコを吸ってたら、自分も不登校の経験があると話し出す
一緒に飲むか?と聞いたらぜひ!となる
子どもも交えて大学生と飲む
この空間がまたステキだった
大学生がうちの子らに
将来やりたいことあんの?とか
オレらはこんなんしててとか
いろいろ話が盛り上がる
ここに巻き込まれるコイツらはモッテいる
うちの子たちもモッテいる
最終的にオレは一番に寝たらしいが、宴はなんやかんや続いたらしい